何でもないCMの中に,日本人の生活の典型的特徴が,ふいに見つかるときがある。
食事が終わると,パパと娘はさっさと席を立つが,
さすが日本人,「ごちそうさま」はちゃんと言う。



でもママはそのまま行かせない。「魔法使いサリーちゃん」のように,不思議な粉をひと振り。
「後片付け手伝ってくれないの?」
「皿洗いをひとりでするのは誰?」
「女中でいるのはもううんざり!」



そんなことは言いません。ママはただ,デザートに「レディ・ボーデン」のアイスを用意していたのだった。
社会的に有益な商品が流行している昨今,「レディー・ボーデン」も家庭内のよりよいコミュニケーションのために作用している点に注目しよう。キャッチコピーは「レディー・ボーデンでもっと話そう!」

結論
● 家事の分担は今後も重要な問題とはみなされない。


今日の一言:「レディー・ボーデン」は「レディーズ・バーデン」?